そこで寝るな~!
長女は学校から帰ると15分ほど寝ることが多く、バイオリンのレッスン日も同様です。最近は15分の仮眠では足りないのか、夕方にバイオリン教室にたどり着いてもまだ眠く、かつ機嫌が悪い時があります。
長女は機嫌が悪いと、レッスン開始までの準備に妙に時間がかかります。先生も付き添う母も何も言わずにひたすら待ちます。たとえ教室が静寂につつまれても、長女は急ぎません。ようやく始まるレッスンですが、なんと長女のまぶたは、ポジションエチュードなどを弾きながら下に下にと落ちていきます。ただ不思議なことに、弓は動いているし、音も一応出ています。覇気のない音ではありますが。
母はその様子を見て、心底ハラハラしますが、先生はそのような子どもへの指導に慣れているようです。テンションの高い曲を弾かせたり、小話をはさんで目覚めを促します。途中でレッスンを中断し、お茶を飲ませたこともありました。そのうち長女は目が覚めて、いつものレッスンに戻ります。
小学校高学年に入り、難しいお年頃になりました。怒ったところで逆効果なので、ひたすら待つ戦法です。これで良いのかわかりませんが、バイオリンを弾いている時が一番楽しいとしみじみと言うので、せめてレッスン時に寝ないでよ~と母は軽く言うにとどめています。でも、だったらもう少し家で練習すれば良いのにね。(保護者EA)